安倍元総理が銃撃された際、搬送先の病院に駆けつけた菅前総理が当時の心境を振り返り、「万が一のことを考えて同じ空気を吸いたかった」と述べました。

菅前総理は、事件の一報が伝えられたあと、安倍氏が搬送された奈良県橿原市の病院に東京から急行しました。

菅氏は13日、民放のBS放送で当時の心境について、「万が一のことを考えて同じ空気を吸いたかった」と語りました。

また、「安倍氏は寂しがり屋だったので、そばにいてやりたかった」「会って自分で確かめたかった」とも語りました。

一方、菅氏は参議院選挙の終了後に自民党のいわゆる非主流派が結集する新たな勉強会の立ち上げを検討していましたが、「こういう状況になりましたから、いろいろ考えるところはある」とし、立ち上げを見送る考えを示しました。