イギリス王室は、ウィリアム王子の妻・キャサリン妃が腹部の手術を受け、10日間から2週間、病院で療養すると発表しました。

イギリス王室は、キャサリン妃が16日にロンドンにある病院に入院し、「予定されていた腹部の手術を受けた」と明らかにしました。手術は成功し、キャサリン妃は10日間から2週間、病院にとどまり、その後、自宅に戻って療養するということです。

王室は病名を明らかにしておらず、「キャサリン妃は子どもたちができる限り日常を維持できることや、個人的な医療情報を公開しないことを望み、国民に理解を求めている」と強調しています。

公務の再開時期については、現在の医師らの見解では4月以降になる見通しだとしています。

キャサリン妃は公務を延期せざるを得なくなったことを謝罪し、「できるだけ多くの公務に、できるだけ早く復帰できることを心待ちにしている」ということです。

イギリスの公共放送BBCは、回復には2、3か月かかり、キャサリン妃の病状が「深刻であることは明らかだ」としつつ、王室は「がんではない」と話したと報じています。

また、イギリス王室はチャールズ国王の健康状態についても声明を出し、国王が来週、病院で前立腺肥大の処置を受けると発表しました。病状は良好だということですが、療養中に予定されていた公務は延期する、としています。