北アルプスの立山山麓スキー場の管理区域外の斜面で16日、スキーをしていたとみられる男性が雪に埋もれているのが見つかり、病院で死亡が確認されました。
死亡したのは、富山市八尾町に住む会社員、清涼哲さん(40)です。
16日午後3時半ごろ、富山市本宮の立山山麓スキー場で「人の足が見える」とゲレンデを滑っていた人からスキー場管理者に連絡が入りました。
スキー場のパトロール隊6人が駆け付けたところ、うつ伏せの清涼さんが上半身が雪に埋もれた状態で見つかり、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
死因は低酸素血症とみられています。
現場は立山山麓スキー場の頂上から北東側にある標高約1050メート付近の整備されていない管理区域外の斜面で、前日に雪が降りパウダー状の新雪が積もっていました。
警察が詳しい事故の原因を調べています。