中国政府はさきほど、去年1年間のGDP=国内総生産の実質成長率について、プラス5.2%だったと正式に発表しました。目標を達成したとしています。

中国政府の発表によりますと、去年のGDPの実質成長率は前の年と比べプラス5.2%で、目標の「プラス5%前後」を達成したとしています。

おととし、移動を厳しく制限する「ゼロコロナ政策」によって成長率が3.0%と低迷したため、その反動で成長率が押し上げられた格好です。目標は達成しましたが、足元では消費の停滞が続いており、景気の本格的な回復には至っていません。

また、香港、マカオを除く中国の人口は去年12月の時点で14億967万人となり、2年連続で前の年を下回りました。

このほか、学生を除く都市部の失業率は、▼16歳~24歳が14.9%、▼25歳~29歳が6.1%となっています。