15日、青森県東北町の小川原湖で転覆した漁船が見つかり、30代の男性と20代の妻の行方がわからなくなっています。16日の捜索で2人は見つからず警察などは17日も捜索を行うとしています。
行方がわからなくなっているのは、東北町横志多の鶴ヶ崎善貴さん(31)と、妻の千夏さん(27)です。
警察によりますと、15日正午前、小川原湖内で漁船が転覆していると漁協から通報があり、その後、鶴ヶ崎さん夫婦と連絡が取れていないということです。
船は鶴ヶ崎さんが所有していて、普段は夫婦がこの船でシジミ漁をしていますが、15日に2人を目撃した人はおらず、漁に出たかはわかっていません。
小川原湖漁協 鶴ケ崎長右衛門 管理委員長
「ここは風が強い。波が船に入って転覆した可能性はある。漁師はこういう時化にでない」
16日は湖の周辺のほか、ドローンを使って上空と水中から捜索を行いましたが、2人は見つかりませんでした。
警察や消防などは、17日は80人態勢に増員し午前8時から捜索を再開するとしています。