■第102回全国高校サッカー選手権・決勝 青森山田 3ー1 近江(8日・国立競技場)

青森山田(青森)が決勝で近江(滋賀)を3対1で下し、2大会ぶり4度目の優勝を果たした。

前半33分、青森山田は速攻からのクロスをゴール前に入れると、MF福島健太(3年)が落ち着いて決め1点を先制する。後半開始早々、近江に右サイドを攻略されゴールを許し同点に追いつかれるが、15分にはFW米谷壮史(3年)のシュート、25分には相手オウンゴールで2点を奪い、近江を突き放した。

2023年度の高校生世代最高峰を決める高円宮杯U―18プレミアリーグを制し、優勝候補筆頭と言われる青森山田。序盤は青森山田が攻め、近江が守る展開が続く。ロングスローやセットプレーなどで相手ゴールに迫るが、近江ディフェンスの早い寄せで、決定的なチャンスを生み出せない。

迎えた前半18分、近江ボールを奪い速攻を仕掛ける青森山田。右サイドから MF杉本英誉(3年)がクロスを放り込むと、今大会4得点の FW米谷壮史(3年)がシュートを放つ。しかし体を張る近江ディフェンスの前にゴールネットは揺らせない。

その後、近江に3本のコーナーキックなどで攻め込まれる場面もあったが、ここまで4試合で2失点と堅守を誇る青森山田ディフェンスが踏ん張り、ゴールを死守する。

一進一退の攻防で迎えた前半33分、青森山田は右サイド、ペナルティエリア手前でボールを持った MF杉本英誉(3年)がクロスを入れると、MF福島健太(3年)が落ち着いて胸で落とし右足を振り抜く。GKは反応出来ずボールはゴールネットに突き刺さり、今大会初ゴール。1-0と青森山田が先制に成功する。

これで勢いに乗り、攻める青森山田だが、ゴールまでは行かない。前半終了間際には、自陣ゴール前で近江に細かくパスを回されピンチを迎えたが、DF陣が体を寄せて何とか凌ぎ切り1点リードで前半を終える。

後半開始早々、青森山田は近江に右サイドを攻略される。近江のMF浅井晴孔(3年)の個人技でDF2人が抜かれ、最後は入ったばかりの MF山本諒(2年)に合わされ、1-1の同点に追いつかれる。

後半16分、青森山田はゴールキックから2タッチでFW米谷壮史(3年)にボールが繋がり、ペナルティエリア内、GKの動きをよく見て流し込み、2-1と勝ち越しに成功する。米谷は5得点目で得点ランクトップに並んだ。

後半25分には、自陣カウンターからの速攻を見せる。2人で敵陣に侵入し MF杉本英誉(3年)のシュートは、相手DFに当たってコースが代わりオウンゴール。優勝を引き寄せる3点目を奪い、近江を突き放した。

【青森山田 今大会の成績】
2回戦 1‐1(PK5‐3) 飯塚(福岡)
3回戦 7‐0 広島国際学院(広島)
準々決勝 4‐0 昌平(埼玉)
準決勝 1‐1(PK4‐2)市立船橋(千葉)
決勝  3-1 近江(滋賀)