能登半島地震を受け、被害状況の調査を行い復興を支援する国土交通省のチーム「TEC-FORCE」が、1月6日の朝、被災地に向けて出発しました。

被災地の石川県珠洲市に向かったのは、国土交通省の大規模災害に対応するチーム「TEC-FORCE(テック・フォース)」です。高知からは、中村河川国道事務所と土佐国道事務所から、合わせて3人が派遣されました。

3人は、四国の他県のメンバーとともに、被災した市や町が管理する道路の被害状況の調査などを通じて、早期復旧の支援を行います。

土佐国道事務所TEC-FORCE(テック・フォース)道路班の石下増美班長は、出発前、「すでに幹線道路については被害状況が把握されてきている。私達は『生活道』やそれを支える『脇道』などを重点的に調査する予定なので、現地で臨機応変に対応していきたい」と、被災地復興に向けた思いを話しました。

出発した班は、被災地で1週間ほど調査を行うことになっていて、その後、その情報を生かす形で別の班が現地に向かい、復興に向けた支援を継続する予定です。
