■第100回東京箱根間往復大学駅伝競走・往路(2日 東京・大手町~神奈川・芦ノ湖 107.5キロ)

記念すべき100回目を迎えた箱根駅伝の往路1区は、2連覇を狙う駒澤大・篠原倖太朗(3年)が歴代2位のタイム(1時間1分2秒)のトップでタスキリレー。

駿河台大・S.レマイヤン(1年)と17km付近まで首位争いを繰り広げていたが、終盤に抜け出し、2区の主将・鈴木芽吹 (4年)へ。史上初となる2年連続“学生駅伝三冠”に向けて好スタートを切った。さらに前回の箱根(4区)以降、学生三大駅伝で1位でのタスキリレーは22区間連続に。

創価大が23秒差で2位、城西大(3位)、日本大(4位)と続いた。

1月1日に能登半島で震度7の地震が起こり、震災の影響で開催が心配されたが予定通り開催。4年ぶりにスタート地点に観客が集まり、気温は4.8℃、風速0.9m。23校が新年の箱根路へ。各校の応援団も声を出しての応援となった。

駒澤大は当日にエントリーを変更を行い、ハーフマラソン日本人学生歴代1位(1時間00分11秒)の篠原が1区に。スタートからレマイヤンがトップに立ち集団を引っ張り、5㎞付近で青山学院大の荒巻朋熈(2年)、国学院大の伊地知賢造(4年)と篠原が付いていく展開となった。

11㎞付近でレマイヤンと駒澤の篠原が抜け出し、17㎞付近の登りで駒澤の篠原が仕掛けるとレマイヤンが付いていけず単独走となった。