青森県の平内消防署に勤務する46歳の男性主幹が、部下の職員に長期間にわたりパワハラを行なったとして停職1か月の懲戒処分になりました。平内消防署を管轄する青森地域広域事務組合消防本部では、パワハラによる懲戒処分は今回が初めてです。

懲戒処分となったのは、平内消防署に勤務する46歳の男性主幹です。青森地域広域事務組合消防本部によりますと、男性主幹は長期間にわたり部下の職員に対して過度な叱責や日常業務の妨害、それにプライベートへの介入のほか、容姿をばかにするなどをしたということです。

部下の職員は医療機関で精神疾患と診断されていました。職員は一度、上司の50代男性にパワハラを相談したものの対応されなかったため、2022年5月に消防本部の窓口に相談をしました。

消防本部は職員の体調の回復を待ちながら調査をして、12月27日付で男性主幹を停職1か月、上司の50代男性を戒告の懲戒処分にしました。

消防本部の聞き取りに対して、男性主幹は「被害者には大変迷惑をかけてしまった。本人へ直接謝罪したい」と話しているということです。

青森地域広域事務組合消防本部では、パワハラによる懲戒処分は今回が初めてです。

今回の懲戒処分について、青森市の西秀記市長は以下のようにコメントしています。

「今回の事案につきまして、地域住民の皆様の安全安心を守るべき消防職員がこのような事案を発生させ、信用を失墜させてしまいましたことに対し、心よりお詫び申し上げます。今後は、職員一人ひとりが公務員としての自覚を改めて認識し、法令順守の徹底、綱紀粛正を図りながら、再発防止に向けた取り組み等の指導を徹底してまいります。」