福島市の中野不動尊では、地元の人たちが参加して年末恒例の餅つきが行われました。

福島市飯坂町の中野不動尊では、毎年12月26日に餅つきの法要「寿餅会(じゅびょうえ)」を行っています。寿餅会は、修行僧が年の暮れについた餅をふるさとの寺や親に送ったことが始まりとされ、健康や長寿を願う行事として続けられてきました。

今年は、僧侶や地元の高校生などおよそ30人が、70キロほどのもち米を力強くついていました。

つきあがった餅は、コロナ禍以降4年ぶりに雑煮にして振る舞われたほか、およそ2万個に切り分けられ、初詣の参拝客に配られるということです。