広島経済大学の学生がアイスクリームの大手メーカーにマーケティングプランを提案する発表会が開かれました。
広島経済大学で開催された発表会のテーマは、人気アイスクリーム「ピノ」。製造している森永乳業との産学連携の一環として、学生がロングセラー商品を若年層の購入頻度を高めようと、マーケティングプランを提案しました。

ビジネス情報学科の学生たちは、SNSを活用した販売促進をするだけでなく、話題になりやすいユーモアを用いた投稿を増やすことを提案しました。
また、ブームになっているサウナに入った後のアイス需要が高い点や若年層は友人などとサウナに入ることに着目し、「ピノ」をシェアして食べてもらおうとプレゼンテーションしました。

広島経済大学3年生 尾崎海音 さん
「ピノはみんな大好き。テレビCMを放送していないのでSNSをメインに運用されていると思う。われわれの発表が1つでも参考になればと思っている」
森永乳業の社員は学生たちの発表を聞きながら真剣な表情でメモしたり、質問を行っていました。
森永乳業 本社冷菓事業マーケティング部 迫口真輔 部長
「今の大学生はZ世代とかデジタルネイティブといわれるような世代のみなさんですので、そういった若い方の声は引き続き聞いていきたい」
広島経済大学は、今後も産学が連携したマーケティングプランの発表会を続けていきたいとしています。