「トロイの木馬に感染しました」。パソコンの画面上の嘘の表示を信じ、60代の男性が電子マネー約30万円相当をだまし取られる被害にあいました。
被害にあったのは、福島市に住む会社員の60代の男性です。
警察によりますと、20日午前10時半ごろ、男性が自宅でパソコンを操作中に、「トロイの木馬に感染しました」などという画面が表示されたことから、表示された番号に電話をかけました。その後、相手側の指示に従い、市内の複数のコンビニエンスストアで電子マネーを購入し、相手側にコード番号を伝え、購入金額約30万円相当をだまし取られたということです。
福島県内では17日にも、郡山市に住む60代の男性が、同様に「トロイの木馬に感染しました」という表示や電話の指示を信じ、約90万円分の電子マネーをだまし取られる被害にあいました。
警察では、パソコンの画面上に「ウイルスに感染した」などと表示された場合や、電子マネーのコード番号を求められた場合は詐欺を疑い、警察に通報するよう呼びかけています。














