ダイハツ工業は、安全性の確認試験の不正問題で、調査の結果、新たに174の不正行為が発覚したことから、国内外全ての車種で出荷を停止すると発表しました。
ダイハツ工業はこれまで、安全性確認に必要な衝突試験を正しく行わず、不正なデータを用いて国の認証を取得していたことが明らかになっています。
ダイハツによりますと、その後、第三者委員会による調査で、新たに25の試験項目において174の不正行為があったことが判明したということです。
不正行為が確認された車種は、すでに生産を終了したものも含め64車種・3エンジンで、トヨタやマツダ、SUBARUへ供給をしている車種も含まれるということです。
第三者委員会 貝阿彌誠 委員長
「窮屈なスケジュールで開発日程の死守が求められる状況のもと、結果的には、最後の工程である臨床試験にしわ寄せが来るという実情がありました」
第三者委員会がまとめた報告書では、過度にタイトで硬直的なスケジュールによる「短期開発」の極度のプレッシャーが不正行為の原因になっていると指摘。「まずもって責められるべきは、不正行為を行った現場の従業員ではなく、ダイハツの経営幹部」と強調しています。
ダイハツは今回の調査結果を受け、国内外で生産中の全ての車種の出荷を停止することを決定しています。
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