北海道足寄町の山林に、スナック経営者の女性の遺体を遺棄した疑いで、知人の58歳の男が19日未明、逮捕されました。

 足寄町の無職、志渡典吉容疑者は、先月10日ごろ、足寄町の山林にスナック経営者の延本真弓さんの遺体を遺棄した疑いが持たれています。
 警察によりますと、先月11日、延本さんの親族から「連絡が取れない」と通報があり、延本さんの自宅の捜索や関係者への聴き取りなどから、知人の志渡容疑者が浮上。
 18日、警察が志渡容疑者に任意で事情を聴いたところ、犯行を自供したため逮捕しました。

延本さんの知人(13日)
「お母さん(延本さん)と連絡が取れないから娘が札幌から来た。それで俺は(延本)真弓ちゃんがいないことが分かった。11月の初めだね」
「(延本さんは)はっきりものを言ういい子だよ」

 志渡容疑者は延本さんの遺体について、「捨てた」と話し容疑を認めているということで、殺害についてもほのめかしているということです。
 警察は、殺人・死体遺棄事件として捜査本部を設置し、遺体を捜索しています。