盛岡市内の教育・保育施設で感染性胃腸炎が集団発生し、園児21人が下痢や嘔吐の症状を訴えました。今年度岩手県内で起きた感染性胃腸炎の集団発生は25件(うち盛岡市14件)です。

盛岡市保健所によりますと、盛岡市の保育施設で12月2日から12日にかけて園児21人が嘔吐や下痢の症状を訴えました、重症者はなく全員回復もしくは回復傾向にあるということです。
感染経路を調べたところ、排せつ後の手洗いの一部に不十分な点があったとして、この施設に対して再度手洗いの徹底と消毒方法の確認を行い、二次感染予防対策について指導したということです。
感染性胃腸炎は細菌性の場合とノロウイルスなどウイルス性の2種類があり、主に下痢や嘔吐、腹痛、吐き気の症状があります。