14日から2日間行われたEU=ヨーロッパ連合の首脳会議では、ロシアによる侵攻が続くウクライナへの巨額の資金援助について合意に至らず、来年初めに改めて協議することになりました。

EU首脳会議は14日と15日の2日間の日程で行われ、ウクライナとの加盟交渉の開始や来年から4年間の最大500億ユーロ、日本円でおよそ8兆円の資金援助案について協議しました。

加盟交渉開始については、反対するハンガリーのオルバン首相が一時的に退席した際に採決をとる異例の方法で決定しましたが、資金援助については最後まで合意に至りませんでした。

EUのフォンデアライエン委員長はハンガリー以外の26か国は合意していることを強調したうえで、来年初めに改めて協議する考えを示しました。

ハンガリーの反対は法の支配をめぐる問題などから一部が凍結されているEUの補助金を引き出す狙いがあり、15日、ラジオ番組に出演したオルバン首相は「補助金全てを受け取るべきであることを明確にする良い機会だ」と話しています。