師走の岡山路を駆ける山陽女子ロードレース大会があさって(17日)開催されます。多くの選手たちにとって今年最後のレース。天満屋から出場する2人の選手に思いを聞きました。

(谷本観月選手)「笑顔でゴールすることです」

入社11年目の谷本観月選手。今年はパリ五輪の代表選考会MGCもあり、集大成の一年と位置づけていました。結果は6位。代表の切符は掴めなかったものの悔いはないといいます。

(谷本観月選手)「天満屋に入ってマラソン走って五輪の選考レースに出るとか全然想像していなかった世界。すごい頑張ったと思います」

出身も岡山という谷本選手にとって、山陽女子ロードは特別な舞台です。

(谷本観月選手)「地元で応援してくれる人がたくさんいるので恩返しの走り。私が元気に走っているところを見てもらえたら」

入社2年目の立迫志穂選手にとって今年は飛躍の年となりました。10月のプリンセス駅伝では3区で9人抜きの快走を見せ、先月のクイーンズ駅伝ではメンバーの一員として7位入賞を掴み取りました。

(立迫志穂選手)「今まではやっぱり先輩方についていくという気持ちが一番大きかったんですけど自分が一、二年目を引っ張っていくという自覚が芽生えた」

将来はマラソンで世界へ。この大会をひとつのきっかけにしたいと話します。

(立迫志穂選手)「ロサンゼルス五輪のマラソン日本代表になって世界で戦いたいという目標があります。そのためには先輩たちの背中を見ながらもいつか越えていけるように。入賞するのが目標です」

若手選手の登竜門とも言われる山陽女子ロードレース大会。号砲はあさって17日。レースの模様はRSKテレビとラジオで生中継します。