年賀はがきを和紙で作ろうと、柳井市の小学生が紙すき体験をしました。

指導の声:「1回ドボッとつけます。待って下さい、まだ・・・はい持ち上げる!ちょっと揺する」児童:「わー冷た!」

柳井市の伊陸小学校で、1・2年生を中心に11人の児童が挑戦しました。指導するのは周南市の須金和紙保存会会長の村中優さんです。

須金和紙保存会・村中優会長:「和紙というものが身近でなくなっている。その中で、冷たい水の中に手をつけて、大変な作業をしていたということと、紙というのが自分でも簡単に、ある程度できるんだというのを体験してもらったらと思ったんですね」

今回、出張指導のために「出前和紙制作キット」を自前で作りました。子どもたちは、ヌルヌルとした独特の手触りに大騒ぎしながら、モミジをあしらったオリジナル年賀はがきを作りました。

1年生:「楽しかったけど、ちょっと嫌だった。ベタベタが」1年生:「ヌルヌルして気持ち悪かった」

2年生:「いとこと友達に(年賀状を出す)」2年生:「お父さんにありがとうって(書く)」

最近では年賀状を知らない子や、書いたことがない子も増えているそうです。
すいた和紙は1週間程度乾かしたら完成で、授業で年賀状を書くことにしています。