盛岡市の高校が来年創立100周年を迎えるのを前に14日、敷地内にイルミネーションを灯しました。ハプニングもありましたが、きらびやかな光が冬の夜を彩っています。

来年創立100周年を迎えるのは岩手県立杜陵高校です。
14日は午後4時半から、校舎正面にあるモミジの木に取り付けられた4000個のLEDライトに灯りが点される予定でした。

しかし幹につけたソーラーパネルが蓄電されておらず、生徒たちが様々な灯りを当てて20分・・・

集まった10人ほどの生徒が手にした懐中電灯やスマートフォンのライトで電気をため、なんとかイルミネーションが灯りました。
温かな光には杜陵高校の真向かいに建つ県立中央病院の入院患者や病院関係者の癒しになればとの思いも込められています。
県立中央病院の宮田剛院長は、「皆さんの思いがこもったイルミネーションは入院患者や医療関係者の励みになります」とコメントを寄せました。

(生徒)
「輝いていて良かったですね。(寒かったでしょう?)寒かったですね。きょうはかなり。この光で病気とか治れってくれれば良いと思います」

イルミネーションは来年2月16日まで灯され、100周年の節目を迎える杜陵高校の生徒や県立中央病院の入院患者らを励まします。