市川麻耶キャスター
「段ボールがぎっしり積まれています!中に何が入っているかというと…しめ飾りです!床一面にしめ飾りが並んでいます!」

新年を前に製作がピークを迎えているのは歳神様を迎える目印となる「しめ飾り」でした。青森県鶴田町のサトウ商事で繁忙期のいまの時期にスタッフ約20人で、製作するのは1日に2000個~3000個。膨大な量になるため、閉校した胡桃舘小学校の体育館で作業にあたっています。

手がけているのは全国各地のしめ飾りで、宮城県で主流のものにはダイダイやウラジロの葉などが飾り付けられています。また、関東向けのものは鯛や扇などがついていて地域によって装飾や形は様々です。

サトウ商事 工藤貴広さん
「後継者がいなくて作れず、取引先のお店からこういうのをなくしなくないので作ってほしいという依頼を年々いただくようになりました」

伝統的なしめ飾りだけではなく、時代の移り変わりに新たなものも誕生しました。写真を飾るフレームつきのものは、アイドルなど自分のイチオシを応援する活動、いわゆる“推し活”に使ってもらおうと2023年に開発されたもの。名前もずばり「推しょうがつかざり」です。

こうした商品は、近年の物価上昇のあおりを受け製造費・輸送費ともに年々上がっていますが、サトウ商事では極力、値段は据え置きとなるようにしているということです。

サトウ商事 工藤貴広さん
「物価高騰いろいろなものの値段が上がっていますが、できればみなさんにいつものような同じ値段でいつものように飾ってもらえるように会社で努力しながら一人でも多くの人に飾ってもらえれば」

地域、そして年代に応じて好まれる正月飾りは異なり、個性豊か。いい年を迎えられますようにと願いを込めて、新年までもうしばらくスタッフたちの忙しい日が続きそうです。