外国為替市場で円相場は一時、1ドル=141円台後半をつけ、およそ4か月ぶりの円高水準となりました。中継です。
この1日で円相場が目まぐるしく動いています。きっかけは、日銀・植田総裁のこの発言です。
日本銀行 植田和男 総裁
「チャレンジングな状況が続いておりますが、年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になると思っています」
きのう国会に出席した植田総裁は大規模な金融緩和の継続姿勢を見せた一方で、「年末から来年にかけて」と具体的な時期を示したうえで、「チャレンジングな状況になる」と発言しました。
さらにそのあと、岸田総理と会談したことから、市場ではマイナス金利の解除が思っているより早いタイミングになるのではないかという観測が拡大。
円を買う動きが一気に強まって、円相場は1日で6円以上も円高が進み、およそ4か月ぶりの円高・ドル安水準となりました。
今月中旬には日米で金融政策を決める会合が控えていて、市場は緊迫感に包まれています。
注目の記事
愛媛県民は「を」を「WO」と発音? 47都道府県調査で見えた驚きの「常識」

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」

大阪王将 ドーナツ業界に進出「ぎょーナツ」餃子味、麻婆豆腐味って? 異業種が参入するワケ【Nスタ解説】

1枚500円なのに交換は440円分…農水大臣が「おこめ券」にこだわる理由、百貨店商品券との違い【Nスタ解説】

「武蔵が沈んだ…」部下を思い、涙した初代砲術長・永橋爲茂 戦後なぜ、家族を残し一人島で暮らしたのか #きおくをつなごう #戦争の記憶

「BYD」「テスラ」米中2大EVメーカーが北海道進出《なぜ?》「北海道はブルーオーシャン」寒冷地でEVは普及するのか「ノルウェーでは93%のEV浸透」









