韓国でマイコプラズマ肺炎により入院した患者の数がこの1か月で倍増し、保健当局が注意を呼びかけています。

韓国の疾病管理庁によりますと、マイコプラズマ肺炎で入院した患者の数は、11月の4週目に270人となりました。前の月の同じ時期と比べると倍増していて、このうち8割以上が12歳までの子どもだということです。

細菌の「マイコプラズマ」に感染すると発熱など風邪に似た症状が出ますが、重症化した場合には肺炎を引き起こします。

韓国では、これまでマイコプラズマ肺炎が4年周期で流行してきたということです。

現在の患者数は2019年の流行時と比べるとまだ低い水準だということですが、疾病管理庁は、手洗いなどの対策をしっかりと行うよう注意を呼びかけています。