今シーズンからバレーボールVリーグに参戦した「倉敷アブレイズ」が、おととい(2日)初めてのホーム開幕戦を戦いました。アウェ―での開幕2連勝の勢いそのままに、ホームでも大活躍を見せました。
(円陣)「GO!アブレイズ」
地元・水島でV3ホーム開幕戦を迎えた「倉敷アブレイズ」。2019年に誕生した、水島地区を拠点とする女子バレーボールチームです。会場の水島緑地福田公園体育館には、地元チームを応援で後押ししようと多くの人が集まりました。
(応援に来た人)「地元の人たちともすごく気さくに接してくれる。選手たちががんばっているのでぜひ応援したいと思っています」
(応援に来た人)「日本中に倉敷アブレイズの名前を響かせてほしいなというところを期待しながら応援しています」
「GO!アブレイズ」
試合開始前には、地元・倉敷市生まれのシンガーソングライター・中西圭三さんのライブが行われ、1600人を超える観客が盛り上がりを見せます。
そして始まったホーム開幕戦。相手は、同じく今シーズンVリーグに参戦した「カノアラウレアーズ福岡」です。第一セットは、就実高校出身で、かつて春高バレーでも活躍した田辺の鋭いスパイクや、大阪体育大学出身のセンター河村のブロックなどの堅い守りで圧倒。第2セットも連取し、このまま決めたいアブレイズでしたが、第3セットは途中にリードを許すなど、デュースにまでもつれます。
しかし最後は地元の声援を力にしたアブレイズが第3セットも競り勝ち、ホームゲーム開幕戦を勝利で飾りました。
(倉敷アブレイズ 大島杏花キャプテン)「観客のみなさんが会場をアブレイズ色(赤)に染めてくれたのが本当にありがたいですし、お世話になっている方とかの顔を見て、自分もリラックスしてプレーすることができました」
(倉敷アブレイズ 鈴木秀生監督)「目標としてきた、このプロの世界で試合ができることっていうのが本当に夢みたいです。応援していただけるともっともっと我々は前へ前へ出て行けるような気がしますので、このままよろしくお願いしたいと思います」
きのう(3日)行われたホームゲーム2戦目も勝利し、開幕4連勝となった「倉敷アブレイズ」。この勢いで、V3女子の制覇にも期待がかかります。