来年(2024年)秋、岡山県北部を舞台に開催される「森の芸術祭 晴れの国・岡山」のシンポジウムがきょう(3日)津山市で開かれました。

(森の芸術祭 アートディレクター 長谷川祐子さん)
「岡山県北部は隠れた資本がいっぱいある素敵なところなので、どんな風にして「市町村の個性」とか「みなさんの思い」と合わせて、それを引き出していったらいいのか、ということを考えています」

シンポジウムは一般の参加者も多く、感心の高さが伺えました。アートディレクターの長谷川祐子さんや伊原木知事が登壇し「森の芸術祭は地域に何をもたらすのか」をテーマに意見が交わされました。

(森の芸術祭参加アーティスト 森山未來さん)
「これからパフォーマンスを制作していく中で、より奈義町のみなさんと関わっていくことになるんですけれども「これが財産になっていくだろうな」ということは自分の中でも強く感じています」
また第2部では俳優でダンサーの森山未來さんが登場。芸術祭で披露するパフォーマンスのアイデアを得ようと奈義町に滞在し、伝統芸能の横仙歌舞伎を学んだ印象などを語り、シンポジウムの参加者は興味深く聞いていました。