地域防災の要となる自主防災組織のリーダーを育成しようと、岩手県などが主催する研修会が3日、久慈市で開かれました。

この研修会は自主防災組織のリーダーを育成し、防災活動の活性化につなげようと、県などが2010年から毎年実施しているものです。これまでは、内陸だけでの実施でしたが、去年県が示した最大クラスの津波被害想定を踏まえ、今回初めて沿岸地域で実施されました。研修会にあh県沿岸部の自主防災組織の役員や、市町村の職員約30人が参加し、県立大学の杉安和也講師の指導のもと、要支援者への対応や遺体安置場所の確保など、災害時の対応をワークショップ形式で学びました。この研修会は今月16日に滝沢市でも実施されます。