NHKは、記者が取材した内容のメモを子会社が契約する派遣スタッフが、インターネット上に流出させたとして陳謝しました。

NHKリスクマネジメント室 小形修一 室長
「取材対象者との信頼関係を損なうだけでなく、NHKに対する視聴者の皆様からの信頼を損なう。あってはならない」

NHKは、首都圏局の記者が取材したインタビューの内容がわかるメモや企画書がネット上に流出したとして陳謝しました。

流出させたのは、テロップなどの制作に関わっていたNHKの子会社が契約する30代の派遣スタッフで、取材とは無関係だったものの興味本位で専用端末にアクセスし印刷。第三者に提供し、漏洩させたと認めたということです。

NHKは、専用端末へのアクセス権限の付与を含め管理体制を見直し、再発防止策を強化するとしています。