きょうから12月、今年もあと1か月となりました。さきほど、世相を反映した表現などが選ばれる今年の「新語・流行語大賞」が発表されました。

年間大賞は…日本一に輝いた阪神タイガース岡田彰布監督の「アレ(A.R.E)」が輝きました。さまざまなことがあった2023年。街の人にあなたが思う今年の流行語を聞きました。
「流行語大賞『アレ(A.R.E)』」
教育出版などを手掛けるユーキャンが、1年間に広く大衆をにぎわせた「言葉」を選ぶのが新語・流行語大賞です。年間大賞には、阪神タイガース・岡田監督の「アレ(A.R.E)」が選ばれました。
(阪神タイガース 岡田彰布監督)
「ほんと、まあ、一年間頑張った。そういう意味でもうれしく思うし。またこれは来年からはちょっと大変だなって思う」
国際大会での名言や、話題の漫画やアニメなどがノミネートされた今年。

(坂井亮太キャスター)
「今年ノミネートされたのは、こちらの30の流行語。街行く人たちそれぞれの、今年の流行語はなんなのか調査していきます」
ー印象に残っているものはありますか?
(街の声)
「この『アレ(A.R.E)』。地元が大阪ってこともあって、阪神が好きなので」「『憧れるのをやめましょう』しか分からない。大谷選手しかわからない」

こちらの言葉も、多くの人の印象に残っていました。
(街の声)「チャットGPTですかね」

「チャットGPT」。質問に対して即座に回答してくれる対話型AI「チャットGPT」は、公開からわずか2か月で世界1億人以上が利用し、岡山・香川の自治体でも導入が進んでいます。
ただ高度なAI技術の登場に不安の声も…。
(街の声)
「僕たちの仕事も無くなっちゃいそうだなって。困っちゃうな」

世代間のギャップを感じた人も…
(街の声)
「『蛙化現象』ですかね。こんなことで今の子、気にするんだみたいな。逆に驚きでした」

若者から多く聞かれたのは、人気YouTuberのあいさつです。特徴的なイントネーションから、TikTokなどSNSで大人気となった言葉も。
(高校生)「『ひきにくです』はみんなやってた」

今年も残すところあと1か月。「2024年こそは穏やかな年になるように」そんな願いも聞かれました。

(街の声)
「値上げだとかいろんな問題。経済とかも結構問題になっているし。戦争が起きたりだとかしているので。世界・まわりがすべて安定した年だといいなと思います。自分もそうしたいと思います」