岡山大学は、支払いを免れるため自らの血液検査などを不正に依頼していたとして、岡山大学病院の女性職員をきのう(11月30日)付で、減給1か月の懲戒処分としました。

岡山大学によりますとこの女性職員は2013年から今年1月までにわたり、同僚の職員らに正規の手続きを経ることなく、自らの採血や血液検査45件を依頼し支払いを免れていたということです。

今年3月、大学に告発があり、病院内で調査を行ったところ不正事実が確認されたため、

職員をきのう(11月30日)付けで減給の懲戒処分としました。

岡山大学の那須学長は、「職員が大学病院の診療報酬に損失を与えたことを深くお詫びするとともに、コンプライアンスの徹底に努めていく所存です」などとコメントしています。