岡山県の総社市議会11月定例会がきょう(30日)開会し、公職選挙法違反の疑いを指摘されていた深見昌宏市議の議長辞職が承認され、新たに村木理英議員が議長に就任しました。

きょう(30日)から始まった11月定例会の冒頭で、議長職の辞表を提出していた深見昌宏議員の議長職辞職が審議され、承認されました。

深見議員は今年7月に新築移転した市内の病院に花を贈ったことが公職選挙法に違反している疑いがあるとして、(11月)20日の政治倫理審査会で「議長の辞職を求めるべきである」とされましたが、その日に自ら議長職の辞表を提出していました。

(深見昌宏 前議長)「いろんなことで迷惑かけたことを陳謝いたしたいと思います。総社市政におきまして、平準にいろんなことがなされていくことを期待しております」

続いて行われた議長選挙では村木理英議員と頓宮美津子議員の2人が立候補し、選挙の結果、村木議員が新たな議長に選ばれました。

(村木理英 新議長)「このたびの一件を受け、私を先頭に議員全員が襟を正し、自らを律し、一丸となり政治倫理基準の遵守に務めてまいりたいと思います」

新たに選ばれた村木議長の任期は、2025年10月1日までです。