アメリカの司法当局は、インド政府職員が企てたニューヨーク在住のシーク教指導者の殺害計画を進めたとして、インド人の男を起訴しました。
司法当局が29日、嘱託殺人などの罪で起訴したのは、インド国籍のニキル・グプタ被告です。
当局によりますと、グプタ被告は今年5月ごろ、諜報担当を名乗るインド政府職員に雇われ、ニューヨークに住み、インドからの独立などを主張するシーク教指導者を殺害する計画を進めるよう指示されたということです。
グプタ被告は知人を介して殺害の実行役を10万ドル=およそ1500万円で雇いますが、実行役はおとり捜査官でした。
さらに、6月にカナダで殺害されたシーク教指導者について、事件の翌日ごろ、「我々の標的だった。ほかにも標的は大勢いる」とグプタ被告がおとり捜査官に対し伝えたということです。
その後、殺害実行を急ぐようインド政府職員から指示があったものの、計画は未遂に終わりました。
シーク教指導者の殺害をめぐり、カナダとインドの間で外交問題に発展していますが、現地メディアによりますと、今回の事件について、アメリカ、インド両政府が話し合いを進めているとのことです。
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