2022年8月の大雨により青森県鰺ケ沢町の中心街で580棟が浸水したことを受け、県や町などは被害があった地域に浸水センサーを設置する実証実験を始めました。

リポート 今野七海記者
「ここは去年の大雨で浸水した区域です。浸水センサーの設置により、浸水状況をいち早く把握することで、迅速な災害対応につながることが期待されます」

浸水センサーの設置は鰺ケ沢町の中村川流域で28日から始まりました。水路などに取り付けられたセンサーは水位が上がり水に浸かっているかどうかが専用のホームページで確認することができます。鰺ヶ沢町では2022年8月、記録的な大雨により中村川から水が溢れたうえ中心街で排水も追いつかず、住宅や倉庫など580棟が浸水しました。

これを受けて国、県、町などの関係機関で組織された「緊急対策推進会議」は、災害が発生した時に住民の「逃げ遅れゼロ」を目指していて、その一環として今回のセンサーを使った実証実験を始めました。

鰺ケ沢町 加藤隆之副町長
「河川の状況、あるいは内水の浸水状況とかがリアルタイムでわかればそのデータをもとに町民のみなさまの迅速な避難行動へとつなげていければなと大変期待しています」

センサーは2022年の大雨による浸水場所で30か所から40か所に設置され、2024年6月以降に本格的に稼働する予定です。