JR西日本は赤字ローカル線の2020年からの3年間の収支を発表しました。対象となった17路線30区間は全て赤字となっています。

対象となったのは2019年度時点で、1キロあたりの1日の平均乗車数「輸送密度」が2000人未満だった17路線・30区間です。このうち、岡山県内の路線の収支率は姫新線の「上月~津山」で8.8%「中国勝山~新見」で2.7%などととなっています。

また、因美線は「東津山~智頭」で4.1%、芸備線は「備中神代~東城」で3.1%となっていて、芸備線の一部区間についてはあり方を考える新たな枠組み「再構築協議会」の設置が現在検討されています。

JR西日本は「地域の皆様と課題を共有させていただき議論や検討を幅広く行いたい」とコメントしています。