岡山市の両備グループが多様な働き方へのニーズに応えようと新たな制度を導入すると発表しました。大規模な採用活動を通じて、全国的に問題となっているドライバー不足解消を狙います。(新制度=宇宙一本気・マジな乗務社員採用)

2024年問題によって起こるトラックやバス・タクシーの運転手不足の解消を目指し、採用活動を行う両備グループ。
多様な人材確保のため、今月(11月)からタクシー事業では入社7か月目までの賃金を5万円引き上げたほか、バス事業では、学生時代に借りた奨学金の返済支援を行う新たな制度も設けるということです。
新制度の導入によって、運輸業界に興味を持ってもらい持続可能な物流や公共交通を目指します。

(両備グループトランスポーテーション&トラベル部門 大上真司副部門長)「(ドライバーに)なりたい方のご希望に合ってなかった所を、しっかりご希望にアウトプットするように、われわれ自身が変わっていくことで採用の間口を広げていきたい」
6月からの5か月間で80人を採用した両備グループでは、今後も説明会やバスなどの運転体験会を行い、合わせて約200人の雇用を生み出したいとしています。