デジタル庁は政府共通のクラウドサービス=「ガバメントクラウド」の新しい提供事業者に、初めて国内の企業を選定したことを発表しました。

河野太郎デジタル大臣
「これまでは国産でない海外からの提供でしたが、今回初めて国産のガバメントクラウドが可能性が出てきましたので、ぜひ頑張って頂きたい」

「ガバメントクラウド」は国と地方がクラウド上の共通のシステムを活用できるサービスで、河野デジタル大臣は新たな事業者として、国内IT企業のさくらインターネット社を条件付きで選定したことを明らかにしました。

現在は、アメリカの大手IT企業4社がサービス提供を行っていますが、国内の企業が選定されるのは初めてで、さくらインターネットは「2025年度中に提供を目指す」としています。