ドイツ大使館の空軍大佐が24日、大分市の墓地を訪れ、第一次世界大戦中に命を落とした自国の兵士2人に哀悼の意を捧げました。

24日大分市の桜ヶ丘聖地を訪れたのは、ドイツ大使館のラルフ・ペルジケ空軍大佐夫妻です。

桜ヶ丘聖地は主に第一次世界大戦中の戦没者が埋葬されている旧陸軍の墓地で、この中には当時の大分俘虜収容所で命を落としたドイツ兵2人の墓碑も立てられています。

24日はペルジケ大佐とともに県の職員や県遺族会連合会のメンバーらも参列し、兵士たちに花を手向けて哀悼の意を捧げました。

(駐日ドイツ大使館 ラルフ・ペルジケ空軍大佐)「この桜ヶ丘で生まれたドイツと日本の友情をこれからつないでいくことを私はとても楽しみにしています」

ドイツ大使館の関係者が桜ヶ丘聖地を公式に参拝するのは2020年以降、今回で4回目となります。