社会福祉施設では施設内の清掃などに使い捨ての布「ウエス」を利用しています。このウエスが不足しているため、青森市の短期大学生がボランティアで作り、市内の障がい者支援施設に寄贈しました。

青森市の青森明の星短期大学介護コース1年の田嶋陽菜さんと嶋中皇虎さんは「障がい者支援施設 幸養苑」を訪れ、自分たちで作ったウエス500枚を寄贈しました。幸養苑を始め社会福祉法人では施設内の清掃などに不要となった衣類を裁断したウエスを使い捨てで利用しています。

ただ、施設側でウエスが不足している現状を知り、明の星短大の介護コースでは2年前から学生がボランティアで学内で衣類を回収して作り、寄贈する活動をしています。

青森明の星短期大学 介護コース1年 田嶋陽菜さん
「立派な介護福祉士になるために勉強をするのはもちろんですがこのような寄贈を行ったりボランティアをし様々な知識をつけていけられたらと思っています」

社会福祉法人 清養会 工藤実幸理事長
「日常的に使うのもそうですが非常時に保管しておくこともできると思っておりますのでそういうときにもぜひ活用させていただきたい」

明の星短大の介護コースはウエスの寄贈は22日が6か所目で今後もこの活動を続けたいとしています。