ロシアのプーチン大統領は、中国やインドなど新興5か国でつくるBRICSの臨時首脳会議で、イスラエル・パレスチナ情勢をめぐり「政治的な解決に向け、BRICSは重要な役割を果たせる」と強調しました。

BRICSは21日、オンライン形式で臨時の首脳会議を開催し、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの情勢について協議を行いました。

プーチン大統領は、人質解放や民間人退避のため人道的な戦闘休止が必要だと指摘するとともに、「アメリカがイスラエルとパレスチナの和平に向けた国際的な調停活動を阻止してきた結果だ」と述べ、改めてアメリカを批判しました。

そのうえで、「政治的な解決に向け、BRICSは重要な役割を果たすことができる」と述べました。

プーチン氏としては、イスラエル寄りの姿勢を示す欧米との違いを強調することで、BRICSを欧米への対抗軸としていく狙いもあるとみられます。