11月4日に発売された2024年用の青森県民手帳。通常版5色とコンビニ限定版、それに伝統工芸3種類のあわせて9種類が販売される予定でしたが、毎年人気の「南部菱刺し模様」が販売中止となっています。

販売が中止されたのは限定版の「南部菱刺し模様」です。表紙に伝統工芸の「南部菱刺し」がデザインされています。「世に出してほしくない」きっかけとなったのは、このデザインを提供した県伝統工芸士の女性から11月1日に入った連絡でした。「自分の作品を正確に転写したものではない」との指摘を受けたといいます。

県統計協会 大和田敏事務局長
「(作家から)借りた作品が上手にデータ化することができなかったためにデジタル上の補正をしたが、それがきれいにできなかった。さらに濃淡の表現を加えようとして再構成するところが上手にできていなかった」

用意された「南部菱刺し」の手帳は1800冊ですが、すでに発送していた約180冊を除いてすぐに販売は中止されました。

県統計協会 大和田敏事務局長
「(作家は)南部菱刺しとしての自分の作品だというふうに考えていますので自分が満足、納得できるものでなければ世に出したくないという思いを話していたので、そこは我々として尊重しないといけないと思っている」

販売元の青森県統計協会は今後、発売前に試作品を作って確認してもらい再発防止に努めたいとしています。また、返品を希望する人には県統計協会へ連絡してほしいと呼びかけています。