運転手不足でバスの路線廃止が相次ぐ中、通学で利用する高校生の切実な声です。来年3月末に予定されている岩手県の金ケ崎町と北上市、奥州市を結ぶ路線の廃止撤回を求め21日、バス会社に要望書が提出されました。
21日は、盛岡市にある岩手県交通の本社を金ケ崎町の高橋寛寿町長と、北上市、奥州市の担当者、そして通学でバスを利用する金ケ崎高校の鈴木凛さんら生徒3人が訪れ、本田一彦会長に要望書を手渡しました。
県交通は利用者の減少と運転手不足を理由に、北上金ケ崎線と水沢金ケ崎線の2路線を来年3月末で廃止することにしています。2つの路線は、北上市や奥州市から金ケ崎高校に通う多くの生徒が利用しています。要望書では来年4月以降も通学時間帯のバスを運行するよう求めています。
路線の廃止を巡っては今年8月、きょうの要望書提出にも参加した金ヶ崎高校の生徒3人が町議会に提言を行っていて、議会でこの問題が取り上げられことが今回の要望書提出につながりました。また3人は、署名活動を行うなどして路線の存続を求めてきました。
(金ケ崎高校 鈴木 凛さん)
「きょう来る時もバスを利用している子たちに私たちの思いをちゃんと届けてねと言われて緊張したんですけど、私たち金ケ崎高校の思いを伝えられたと思っています」
県交通はこの1年間で3回、あわせて6500円のベースアップを行うなどしてきましたが、北上、胆江地域は特に運転手が不足しているといいます。要望書を受け取った本田会長は、「高校生の声に応えられるよう努める」と述べました。
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