北朝鮮が22日にも「衛星ロケット」を打ち上げると予告するなか、アメリカ軍の原子力空母「カール・ビンソン」が韓国南東部・釜山に入港しました。

原子力空母「カール・ビンソン」は21日午前、韓国軍の基地がある釜山に入港しました。韓国軍は「高度化する北朝鮮の核・ミサイルの脅威に断固として対応する意志を示すものだ」と強調。22日にも「衛星ロケット」を打ち上げると予告している北朝鮮をけん制しました。

アメリカは核戦力を含む抑止力で韓国を防衛する「拡大抑止」の強化の一環として、原子力空母などの「戦略資産」を定期的に韓国に展開していて、先月も空母「ロナルド・レーガン」が釜山に入っています。