北朝鮮が22日から来月1日までの間に行うと予告してきた「衛星ロケット」打ち上げをめぐって、韓国では初日の打ち上げが有力との見方が出ています。

北朝鮮は21日未明、22日の午前0時から来月1日午前0時までの間に「衛星ロケット」を打ち上げると海上保安庁に通報してきました。

韓国の聯合ニュースは、発射場がある北朝鮮北西部の東倉里付近では、22日の午前7時までは曇りで、それ以降は雨か雪が降る可能性があり、「軍当局が鋭意注視している」として、打ち上げは22日の夜明け前が有力との見方を報じています。

韓国国防省の報道官は会見で…

韓国国防省 全河奎 報道官
「(1回目と2回目は)おそらく夜明け前に発射があったと思うが、我々もその可能性を見つつ、また気象の関係も見なければならない」

北朝鮮の軍事偵察衛星はこれまでも夜明け前に打ち上げられたことがあると指摘し、気象状況によっては22日の夜明け前に打ち上げられる可能性もあるという認識を示しています。