山岳遭難の防止や発生時の迅速な救助につなげるため、岩手県警は16日、登山者向けのアプリを運営する団体と盛岡市の県警本部で協定を結びました。
県警と連携協定を結んだのは「山岳安全対策ネットワーク協議会」です。協議会が運営する登山者情報システム「コンパス」はインターネット上で「登山届」を提出・共有できるシステムです。
登山届は従来、登山口のポストに用紙を投函する形式がほとんどでしたが「コンパス」はインターネット上で簡単に届け出ができることから、2013年のサービス開始以降、年々利用者が増加していて、現在は全国で18万5000人が利用しています。
協定の締結により県警は、コンパスの利用者情報にアクセスできるようになり、利用者が遭難した場合、システム上の登山届で経路の詳細な把握やGPSの位置情報を活用した早期の救助活動が可能になります。
県警によりますと先月までに発生した今年の山岳遭難の件数は60件で去年の同じ時期より11件増加しています。
「コンパス」はこれまでに全国45の自治体や警察と連携していて、雪山での遭難の危険性が増すこれからの時期に素早い救助につなげる重要なツールとなります。
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