2021年10月、甲府市の夫婦を殺害し住宅を放火したとされる当時19歳の男の裁判で、検察は被告が長女を脅迫するための計画が家族全員の殺害に変わったいきさつを説明しました。

きょうの法廷 15日 甲府地裁

15日の裁判で検察側は犯行当時19歳の遠藤裕喜被告の事件後の供述調書を読み上げました。

そして犯行の目的は当初、被害者夫婦の長女を脅して車で連れ去り、交際をことわった理由を聞くことだったと説明しました。

しかし、学校で別の生徒と親しくする姿を見て言葉に言い表せない怒りがこみあげて長女を殺害することを決め、通報や逃げることがないよう一家全員を殺害することを決めたなどと話していたということです。

また犯行当日、被害者の自宅に着くと、人として本当にこんなことをしていいか、およそ10分間葛藤したことや、両親を殺害したあと長女と次女を殺害するため2階へ行ったが、2人はいなかったと話していたことを明らかにしました。

裁判で弁護側は次女への殺意を否認していますが、供述調書で被告は一家全員に殺意があったことが示された格好です。

裁判はあす16日も行われます。