FA(フリーエージェント)の提出期限、14日までにFA申請しなかった巨人・中田翔(34)について15日、巨人が複数年契約を合意解除する発表した。巨人は昨シーズンオフ、中田と3年の複数年契約を結ぶ際、中田が契約を終了できる選択権を付与していた。今後は12月1日に公示される球団の保留者名簿には掲載されず、以降、自由契約選手になるとのこと。
中田は「この度、私、中田翔は、巨人軍との 3年契約をオプトアウトさせていただくことにしました。野球を続けるチャンスを与えてくださった読売巨人軍の皆様には、感謝してもしきれません。そして、ファンの皆様、チームメイト、監督、コーチ、球団スタッフの皆様、全てが最高の環境でプレーさせていただけたこと、本当に有難うございました。今の自分は、打席に立ち続けたい、グラウンドに立ち続けたい、その気持ちで一杯です。そのようなチャンスをいただけるお話があれば有難いです。また、プロ野球選手としての私のキャリアを理解し、温かく応援してくださった皆様への感謝の気持ちを胸に、グラウンドでの全力プレーを1年でも長くお見せしたいです」と球団を通じてコメントした。
中田翔はプロ16年目の今季は92試合に出場して打率.255、本塁打15、打点37をマークした。開幕から5番・ファーストを務めたが、9月上旬からは坂本勇人がショートからプロで初めてサードにコンバート。サードの岡本和がファーストに回り、中田はシーズン終盤は2軍落ちとしていた。














