イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘をめぐり、国連は半旗を掲げ、パレスチナ自治区ガザで犠牲となった100人以上の職員を追悼しました。
「ガザで命を落とした同僚たちを悼み、敬意を表するため、事務総長と共に黙とうを捧げます」
国連本部ではグテーレス事務総長らおよそ130人の職員が1分間の黙とうを捧げました。この1か月あまり、ガザで命を落とした国連の職員は101人。これは国連史上最悪の犠牲者数だということです。
これまで安全保障理事会ではパレスチナ情勢をめぐる4つの決議案が採決されましたが、いずれもアメリカや中国、ロシアによる拒否権行使などにより否決されています。
パレスチナの人道危機が深刻化する中、多くの国が「人道的停戦」を求め続ける一方、アメリカとイスラエルは、ハマスを利することになるなどとして「停戦」を受け入れる気配がありません。
そもそもアメリカが「停戦」に舵をきれば、決議自体が不要だという指摘もあり、ここへきて議論は停滞気味。ある安保理の関係者は、「ギリギリの努力をしているが、結果を見れば“国連は仕事をしていない”と言われても仕方がない」と悔しさをにじませています。
ガザで犠牲となった101人の同志を追悼するため半旗を掲げた国連。悲しみと無力感が漂っています。
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