当時19歳の男が殺人や放火などの罪に問われた事件の裁判で13日、事件に関する被告への質問が行われましたが、被告は初公判と同じように終始無言で質問は5分ほどで終了しました。
甲府市の遠藤裕喜被告は19歳だった2021年10月、甲府市内の夫婦を刃物で刺して殺害し住宅を全焼させたなどとして殺人など4つの罪に問われています。

13日の裁判では被告人質問が行われました。

裁判長:
「聞かれたことに答えてもいいですし、話したくないことは話さなくてもいいです。わかりますかね?」

裁判長からの問いかけに被告はうなづき、弁護側からの質問が始まりました。

弁護士:
「事件のことを話してもらうことはできますか?」
被告:
「・・・・」

弁護士:
「これ以上何も話したくないということでいいですか?」
被告:
「・・・・」

弁護士からの6つの質問に被告は終始うつむいた状態で質問に答えることはなく、被告人質問は5分ほどで終了しました。
傍聴した人は(50代女性):
「あまりに凄惨な事件なので、何でそこまでやったのか被告の口から聞いてみたかったと強く思う」
傍聴した人は(21歳 大学生):
「自分と(被告が)同じ年ということもあるので、本人の口から事件や家族背景など話してほしかった」

一方、13日の裁判で弁護側は被告の母親の「自分のやったことを正直に話し、亡くなった方の遺族に一生かけて償ってもらいたい」などとする供述調書を読み上げました。

10月25日の初公判でも名前や生年月日、起訴内容を認めるかどうかについて無言を貫いた被告。

あす14日以降も続く被告人質問で事件について何か話すのか注目されます。














