アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席による1年ぶりの首脳会談が15日にサンフランシスコで開かれることになりました。
アメリカ政府高官はバイデン大統領と中国の習近平国家主席が来週15日、サンフランシスコで会談することを明らかにしました。
中国外務省も10日夜、習近平国家主席がバイデン大統領の招待により、14日から17日までサンフランシスコを訪問し、首脳会談を行うほか、APEC=アジア太平洋経済協力会議に出席すると発表しています。
米中の首脳会談は去年、G20首脳会議が開かれたインドネシアのバリ島で行われて以来、1年ぶりです。
アメリカ政府高官は「我々は中国と競争関係にあるが、対立や新たな冷戦を望んでいない」と強調し、首脳会談では米中関係の安定化に向けて途絶えている両国の軍同士の対話の再開などが議論されるとの見通しを示しました。
また、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続く中東情勢やウクライナ情勢も議題になる見通しだとしています。
このほか、両国が協力しやすい気候変動対策なども話し合う方針で、政府高官は「いくつか実質的な成果が出るだろう」と期待を示しました。
ただ、アメリカと中国は台湾問題や半導体の輸出規制など安全保障と経済の多くの分野で対立していることから、首脳会談が米中関係を大きく変化させることはないという見方も出ています。
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