俳優の古川雄大さんが、初の帝国劇場で単独主演を務める「LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~」の初日を前に取材に応じ、意気込みを語りました。

古川雄大さん




本作は、日本ミュージカル界の巨匠・小池修一郎氏とフランスの人気作曲家ドーヴ・アチア氏による新作ミュージカル。フランスの小説家モーリス・ルブランの「怪盗ルパン」シリーズを下敷きにアルセーヌ・ルパンやカリオストロ伯爵夫人、シャーロック・ホームズなどの著名なキャラクターが登場し、財宝を巡って様々な駆け引きを繰り広げる冒険活劇です。

古川雄大さん




古川さんは、2012年に「エリザベート」のルドルフ役で帝国劇場の舞台を踏んでから、これまでに「モーツァルト!」のヴォルフガング・モーツァルト役や「エリザベート」のトート役など数多くの華々しい役を演じてきましたが、帝国劇場で単独主演を務めるのは今作が初めてになります。

古川雄大さん




初めてとなる帝国劇場単独主演について古川さんは、“歴代やられた方もそうそうたる方々なので、その中に自分が加わるというのは、すごく光栄なことを思っております。"と話し、“(エリザベートの)ルドルフ役でここ(帝劇)に初めて立たせていただいてから11年経って、単独主演でできるというのは、11年の自分の歩んできた歴史を感じながら、一公演、一公演、噛み締めて立てたら"と意気込みを語りました。

古川雄大さん




今回、初共演の人が多いということで、“「人見知り」な僕がどう立ち回っていくのか、(小池)先生も「大丈夫か」って気にしてらっしゃった"と明かしつつ、“僕もいろんな現場をやらせていただく中で、座長としてのスタイルでちょっと意識したことが増えてきた。みんなが一流でプロフェッショナルだからこそ、本当に感謝しながら、でも甘えるところはたくさん甘えさせていただいた"と座長としての思いを明かしました。

古川雄大さん




古川さんは共演者について、“柚希礼音さん、真風涼帆さんにカッコいいエスコートの仕方を教えてもらった。小西遼生さんは俯瞰でみてアドバイスをくれる。加藤清史郎は頭が切れるので刺激を貰っている。黒羽麻璃央も立石俊樹も華やかでカッコよくて、負けないように頑張っています"と話しました。

古川雄大さん




「ルパン」ということで「変装」について聞かれると、“5種類ぐらい変装しまして、それぞれ振り切れた役をやります"と明かし、作品について、“エンターテインメント性に優れた子供から、おじいちゃん、おばあちゃんまで楽しめる作品です。こういう作品が帝国劇場で上演されることはなかったと思うので、新しい風を吹ける作品になっていると思っています。"と語りました。


【担当:芸能情報ステーション】