岡山の最先端の技術が集結です。OTEX(オーテックス)=おかやまテクノロジー展がきょう(7日)から始まりました。

搭載されたセンサーなどでモノを無人で運搬できる「自律モバイルロボット」など岡山県内の優れた技術や製品が一堂に会しました。コンベックス岡山で始まったおかやまテクノロジー展です。

県内外の大手メーカーとのマッチング機会の創出や販路拡大に繋げようと2016年から開催されています。今年はオンラインを含め213の企業が出展。関係者などに向け自慢の技術をPRしていました。

(坂井亮太キャスター)「放射線の環境下でも、人が作業を行えるようにと開発されたこちらのアーム。このようにアームを手のように動かすだけで、繊細な作業が行えるんです」

(三井E&S成長事業推進事業部 笹野誠也さん)「手の操作ですから、そのまま動かせるようになっているので、操作性はかなり良いと。できるだけ人が入らなくても運用ができるように考えられています」
また会場では、県内の工業高校の生徒も来場。金物の溶接体験をするなど地元企業の魅力に触れていました。
(伊原木隆太岡山県知事)「さあ頑張れ。そうだそうだ。やはり自分でやらないとね」

(職業体験した高校生)「『なんかすごく見てくるなこの人』って思って。(知事のことを)このへんの会社の人かなみたいな」
伊原木知事も岡山市内の会社が開発した電動キックボードを体験。日本最小クラスの次世代モビリティを見て回るなど、岡山のものづくり技術の高さを感じたようです。

(伊原木隆太岡山県知事)「『ものづくり県』岡山の実力をひしひしと感じております。ぜひそれぞれの企業の飛躍のきっかけにしてほしい」

中四国最大級の展示商談会OTEXは、コンベックス岡山であす(8日)も開催されます。12月27日までオンライン配信も行われるということです。