中国の習近平国家主席はオーストラリアのアルバニージー首相と会談し、「両国は関係を改善・発展させる正しい道を歩んでいる」と述べました。オーストラリア首相の訪中は7年ぶりで、両国の関係改善が急速に進んでいることを印象づけました。
中国国営の中央テレビによりますと、習近平国家主席は6日、北京を訪問しているオーストラリアのアルバニージー首相と会談しました。
この中で習氏は「両国は関係を改善・発展させる正しい道を歩み始めている」と述べたうえで、「相互信頼と成果をもたらすパートナーとなる能力が十分にある」と強調しました。これに対しアルバニージー首相は「両国は幅広い利益を共有しており、対話と協力こそ正しい選択だ」と述べたということです。
オーストラリア首相の訪中は7年ぶりとなります。
両国関係は3年前、オーストラリアが中国に対し、新型コロナウイルスの発生源について独立した調査を求めたことから関係が悪化。中国は対抗措置として、オーストラリア産の農作物などに対し輸入制限措置をとってきました。
しかし去年5月、中国との関係改善を掲げるアルバニージー政権が誕生して以降、中国政府はワインや石炭などの輸入制限を相次いで撤廃するなど急速に関係改善が進んでいました。
オーストラリア首相府の発表によりますと、アルバニージー首相は会談に先立ち行われた会見で、「中国はわが国の輸出の25%以上を占めており、重要な関係だ」と述べ、中国との経済関係を強化したい考えを示しました。
また、来年中国に返還される予定のパンダ2頭について「私はパンダ派だ」と述べ、延長を要望する考えを示唆しました。
一方で、習氏はアメリカを念頭に、「アジア太平洋地域をかく乱しようとする企みに対し、我々は警戒、反対すべきだ」と述べました。
「クアッド」や「オーカス」の一員として対中包囲網の一角を占めるオーストラリアとの関係改善を進めることで、アメリカをけん制したい思惑があるものとみられます。
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